福井朝日堂の御紹介
FUKUI ASAHIDO CO., LTD.
株式会社 福井朝日堂
- 明治25年1月(1892年)、初代福井熊次郎が現在地で個人商店福井朝日堂を創業し、絵草紙和紙工芸品の製造販売を始めました。
当時としては最先端の業種であった「印刷」を福井家の生業と定めて、小冊子や寺社仏閣の入山券をはじめ、京都鉄道(現JR西日本嵯峨野線)の切符まで幅広く手懸けましたが明治37年に私製はがきが公認され、これを機にいち早く京都はもとより日本の名所旧跡等を凸版、コロタイプ当時としては珍しい多色刷りで印刷し、注目を集めました。
爾来現在に至るまで、一貫して選りすぐりの素材、京都ならではの技法を駆使して琳派をはじめ各派の絵師の手になる障壁画、浮世絵版画等、日本の伝統美や文化をモチーフにして京都の「雅の世界」を和風クリスマスカードや和紙工芸品など様々な商品に仕上げて広く世界に向けて紹介しています。
We have been introducing our Japanese taste to the world as well as our country for more than one century.
Please see our beautiful goods; X’mas cards, all occasion cards, art print pictures, playing cards, stationery and Byobu fold screen, uchiwa & fan cards and paper crafts. Everything is based on the Japanese subjects.
こだわりポイント
風雅葉書
四季の花を和紙に版画刷りをはじめ様々な技法を駆使し吟味された紙に日本の美しさを表現私製のはがきです。
季節の花や風物詩を大きく描き、特殊な印刷技法により、ラメをほどこした花きららはがきをはじめ、金泥をあしらったようなきらびやかな装いを引き立てる金色のシルクスクリーン印刷が施されている花うたげシリーズなど、様々な私製はがきのシリーズをご用意しております。
グリーティングカード
日本の伝統美や、文化を各テーマ別に制作しています。花鳥風月、屏風絵、ポップアップ式の飛び出す立体型のグリーティングカード、千代紙人形、わらべなどの様々のテーマをたくさんの種類の和紙や技法によって仕上げています。各シリーズのグリーティングカードのほとんどが、扇の透かし模様が入った和紙の中紙が入っております。
海外向けに英語で印字されたバースデー用の定型文やウェディング用の定型文が印字された中紙のございます。
また、印字の無い中紙をご利用いただきますと、季節や用途にとらわれず、多目的にご利用いただけます。
懐紙
お客様をお誘いしてのホームパーティーやティーブレークを、和紙のランチョンマットや菓子敷きをアクセントに、
楽しいひと時を過ごされてみては如何ですか?そんな想いから生まれた和風テーブルウェアの数々です。
会社年表
- 明治25年1月 :
- 福井熊次郎が現在地で個人商店福井朝日堂を創業。絵草紙和紙工芸品の製造販売を始める。
- 明治44年 :
- 光村原色版印刷創業者、光村利藻翁と人工三色版による名所絵はがきを全国に先駆けて企画販売する。
- 大正4年 :
- 大正天皇のご大典が京都で行われ、観光客へ記念の絵はがきを製作して人気を博した。
- 昭和36年5月 :
- 株式会社福井朝日堂設立。福井重夫(4代目)代表取締役就任。
- 昭和45年 :
- 日本万国博覧会に記念絵はがき出版。日本経済の高度成長に伴い、カード類の業績飛躍的に発展。
- 昭和47年7月 :
- 東京営業所開設。
- 昭和49年 :
- 欧米市場開拓、輸出業務本格化。
- 昭和51年7月 :
- 本社屋第一期新築完成。社内に海外開発室を設置する。
- 昭和59年7月 :
- 本社屋第二期新築完成。
- 昭和62年2月 :
- フランクフルト・メッセ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークのギフトショー、ステーショナリーショーに出展。(以降毎年出展)
- 平成元年11月 :
- 中京税務署より優良申告法人として表敬。
- 平成2年9月 :
- 幕張メッセにて国際文具見本市ISOT90に出展。
- 平成4年1月 :
- 創業100周年を迎える。
- 平成5年7月 :
- 本社屋第三期新築完成。
- 平成8年9月 :
- 福井基之(5代目)代表取締役就任。
- 平成12年5月 :
- 日本ホビーショーに出展。